親心

実家の両親は何でも兄んちと私んちと三等分にして分けてくれるんです。

今日の仕事帰りに持たしてくれたもの。

f:id:shirokun0806:20180126173525j:image

大量の春雨スープはテレビ番組の懸賞に当たって送ってきたので三等分して12個ずつ。淡路島や東京のお土産もいただいたようで三等分。お店でもらったもの、買ってきた野菜などもこうして何でも分けてくれるんです。

でも、こんな風に感謝出来るようになったのは自分が親になってからかな。若い頃は門限も厳しかったりで正直うるさいなぁなんて思ってたし、早く独立したいと思ってましたから。それが自分の子のことでは誰とどこに行くのか、何時頃帰るのかとかあれこれ聞いてしまうし、帰る時間が遅いと心配で落ち着かないし、あまりに遅いと叱る時もあって、同じことをしてウザがられてるなぁって自分でも笑ってしまいます。来年は息子も車の免許を取れるようになるので、きっと無事に帰るまでしばらく気が気でないだろうなって自分でも想像できます。

両親は私が実家のお店から家に帰る時には「車に気をつけて帰りや」とか「黄色信号では渡ったらあかんで」とか、小学生かっ!ってツッコミたくなることをいまだに毎回同じことを言ってるし、私や子供たちが風邪ひいたりした時は心配して電話してきてくれます。こんな歳になっても子供は子供で心配なんですね。本当にありがたい存在です。自分のことはいつも後回しで、私達家族の心配ばかりしている優しい両親が私は大好きです。

私が今の両親の歳になった時、大人になった子供たちに同じようなことをしてあげられるかはわからないけれど、そんなおばぁちゃんになれたらいいなぁって思うし、子供たちにも自分以上に大切な存在が将来できてくれたらいいなと願ってます。

 

日常

我が家の朝6時過ぎの光景。

f:id:shirokun0806:20180122154908j:image

f:id:shirokun0806:20180122154923j:image

平日旦那さんの朝ご飯はキッチンの小さなテーブルで食べてもらっているのですが、ご飯のにおいがしてくるとシロくんがいつも見に来ます。そして「ちょうだい」と言わんばかりに目をうるうるさせて見ています。

旦那さんは優しいから食べられそうなものをくれるのをじっと待っているんですね。

普段家族みんな一緒の時はこたつで食べるのですが、シロにつまみ食いされないように各々必死に食べていて写真撮る暇もないですけどね(笑)

ややこしくてゆっくり食べられないけど、こんな風にシロを中心におしゃべりしながらごはんを食べるのが当たり前になっています。

シロはだんだんと高齢になってきて、フローリングで足を滑らせてしまうので、マットを敷いたりしてますが、なんとなく足腰が弱ってきているなぁと実感する近頃。いつまで二本足で立ってこんな可愛い表情を見せてくれるのか…いつまでも一緒にわちゃわちゃと賑やかしくご飯を食べられたらいいなぁと思います。

今日私は珍しく喉が痛かったり少し風邪気味です。急に寒くなったからかなぁ。最近出かける用事が多かったり仕事が忙しかったりするのでちょっと疲れが出たのかも。大したことはないのでいつも通りに過ごせているのですが、先程息子が頼んでもないのにコンビニで買って来てくれました。

f:id:shirokun0806:20180123203956j:image

また、娘はシロの散歩に行ってくれたり、晩御飯の洗い物をしてくれたり。2人とも大きくなって生意気なことを言ったりしますが、ちゃんと優しい子に育ってくたれなぁと嬉しくなりました。これでちょっと元気になった気がするので、明日からまた頑張らないといけないですね。

今週は雪が降ったり寒くなりますね。周りでもインフルエンザがかなり流行っています。皆さまもご自愛くださいますように…

 

今年のお正月

皆様あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

f:id:shirokun0806:20180101135851j:image

私は実家が和菓子屋でお正月用のお餅を製造販売しますので、年末の三日間は一年で一番忙しく朝6時から夜帰るのが11時頃になります。これでも仕事量が減り昔は夜中2時まで仕事して、翌朝5時起きという感じでしたので、随分楽になりました。そんなこんなで年末の3日間は家族ともあまり顔を合わせないのですが、30日のお昼過ぎ、ご飯の用意や洗濯に一度自宅に戻った時、娘の様子がなんとなくおかしくて聞いてみたら大丈夫とはいうのですが、熱を測らせたら39度8分!私はとにかく仕事に戻らないといけないので、たまたまお休みだった旦那さんにすぐに休日診療に車で連れて行ってもらいました。予想通りインフルエンザでした。薬を吸飲したら楽になったようで今は熱も下がり安心しました。

でも大晦日の夕方6時になって今度は旦那さんが熱があるとのこと、私は仕事を抜けられず一人で地下鉄で休日診療に行ってもらったら、これまたインフルエンザ。昨夜は40度まで熱が上がりました。というわけで本日おめでたい元旦も二人して隔離されております。

娘は本当は29日から体調が悪く、夜中には40度の熱があったのに、私が忙しいものでうつして仕事に行けなくなったり、私から実家の両親にうつさないようにと気を遣ったらしく、敢えて何も言わなかったようで、丸1日余分にしんどい思いをさせて可哀想なことをしました。旦那さんも娘を病院に連れて行って、重病患者が待つ待合室で感染したのだと思います。本当に申し訳ないです。

バタバタの年末でしたが、時間のある時に作っておいた煮物や、買って来たものを適当にお重箱に入れておせちは完成したしたが、旦那さんと娘はうつしてはいけないからと自室でお雑煮とおせちを食べ、息子は昨夜おけら参りに行ってまだ寝ていたので、今年は残念ながら皆揃ってというお正月ではありませんでした。

私はシロくんと一緒に食べました。

f:id:shirokun0806:20180101142706j:image

f:id:shirokun0806:20180101150340j:image

シロくん、落ち着いて(笑)

ちょっとだけおせちのおすそ分けして、お雑煮の出汁と具をフードに混ぜてあげました。

 

そして毎年楽しみにしている初売りへ。娘には服と雑貨の福袋を買い、私は毎年恒例のHallmarkの福袋とクリスマスにご近所の素敵なサンタさんに頂いた図書カードを使って本を一冊買わせていただきました。

f:id:shirokun0806:20180101162536j:image

福袋はこれだけ入って1000円なんですよ。本も運気が上がるようにお掃除頑張ろうと思って…(笑)

今年のお正月は奈良に住む義父に挨拶にも行けなかったのでゆっくり本を読んだり掃除して過ごそうと思います。せっかくのお休み、インフルエンザにかかってられないですね(笑)全員かかってしまうとシロくんのお世話もしてあげられないですからね。

皆様はどんなお正月をお迎えでしょうか?

どうか皆様、健康で笑いの絶えない一年でありますように…

 

 

 

メリークリスマス!

若い時みたいにドキドキ感があるわけでなく

こどもがまだ小さかった時のようにワクワク感はないけれど

シロくんが楽しそうな顔を見せてくれただけで私も嬉しい。

f:id:shirokun0806:20171224202736j:image

f:id:shirokun0806:20171224225645j:image

うちのトナカイさん、ケーキを狙ってます。秒速で食べてしまいましたがご満悦のシロくんです(笑)

 

 

あと5分

先日のシロくん

f:id:shirokun0806:20171223073943j:image

大好物のりんごをたくさん頂いてウハウハな顔ですね(笑)毎日少しずつ喜んで食べてます。

昨日は冬至。シロくんもかぼちゃを食べたのでこの一年も元気に過ごせると思います。

f:id:shirokun0806:20171223075054j:image

最近すごく寒いですね〜   私は比較的寝起きはいい方だとおもうのですが、あと5分、あと5分なんて思いながらなかなかお布団から出れないです。夏場は明るくなると同時にシロがお散歩の催促で吠え始めるのですが、冬場はまだ暗いうちに私の方が先に起きますからね。

そんなこんなでもたもたしていると、朝の用事がはかどらないというか、なんとなくリズムが崩れるというか、後がつかえて上手くまわらないような気がします。旦那さんに朝ごはんの用意して、送り出し、子供達のお弁当を作って、シロの散歩に行ってから洗濯機を回して子供たちの朝ご飯、お見送り…毎日同じことの繰り返しだけど、ほんの10分出遅れると気分的に追われてしまいます。起きないといけないのをわかっていながら、この朝のぬくぬくのお布団から抜け出すのは勇気がいります。ホント朝の時間は大事にしないといけませんね。子供たちが出掛けた後は仕事に出るまでの時間、朝ドラを見ながらゆっくり朝ご飯食べてコーヒーを飲むのが朝の小さな楽しみなんですけどね。

 余談ですが、初めて宝クジ10枚だけ買って朝陽のあたるなんちゃって神棚に飾っています。もし当たったら…と色々考えてみても特別欲しい物も見当たらないないけど、あちこち会いたい人に会いに行く旅をしてみたいかなぁ。みなさんだったら何に使いますか?

f:id:shirokun0806:20171223080427j:image

毎日寒いので暖かくしてお出かけくださいね。

良いクリスマスを過ごしてください!🎄

 

 

京都観光

今日は息子の通う高校に来ているオーストラリアからの短期留学生15名と一緒に京都観光してきましたよ。

先ずは清水寺。今は50年に一度の修復工事中で、有名な清水の舞台へは行けなかったのですが、今回初めて胎内めぐりというものに入ってきました。

f:id:shirokun0806:20171218212956j:image

ここね、ホントに真っ暗!どっちの方向に向かってるのか、どこに進めばいいのかもわからず、本当に怖かったです。本来神聖な胎内をイメージしたものですので、静かに進んでいかないといけないのですが、何がなんだかわからず近くにいた留学生にしがみついて出てきたら全然知らない人でした!顔から火が出るってこのことですね(笑)でも、暗闇から仄かに灯りが見えた時、すごく安心したというか嬉しかったというか、産まれる時ってこんな感じなんだって。一度行ってみてください!

つづいてインスタスポットの庚申堂へ。

f:id:shirokun0806:20171218213748j:image

すみません、逆光ですね。他の写真は留学生が写っているもので…  この近くに金箔を被せたソフトクリームが売っていて彼らは喜んで食べてました。

そして、PTAでお世話になっている方のお寺「宝蔵寺」へ。なんと伊藤若冲のご両親のお墓があり、若冲の掛軸も所蔵されていて今回特別に見せていただきました。また初めて御朱印帳というものをいただきました。ご住職が人数分今回参拝した清水寺と庚申堂も予め御朱印帳を預けておいてくださってました。有難いですね。本当に穏やかで優しいご住職なのですが、ご住職そっくりなアンドロイドを芸大生と共同で製作されるようなユニークな考えも持たれた素晴らしい方ですよ。そのアンドロイド住職さんは只今芸大に出張中で残念ながらお目にかかれませんでした(笑)

f:id:shirokun0806:20171218214647j:image

この後マンガミュージアムに行ってから学校に戻って来ました。

 

子供たちはみんな素直で、時間もしっかり守れるし、一緒に和食を食べたのですがお箸も上手に使えるように練習したり、育ちのいい子だなという印象を持ちました。約二週間だけのプログラムですので、日本語は勉強しているものの会話は英語になりますので、はるか昔の記憶をたどってカタコトの英語でなんとか大丈夫でした。ものすごく頭は疲れましたが、とっても楽しい1日でした。学生時代はボランティアで留学生のガイドしていて普通に会話出来ていたのに、今では話している内容はある程度理解できるものの英語が思うように出てこなくなっていて、もう少し勉強していけばよかったかなと反省です。でもまぁ、最近日本語すら出てこないこともあるので仕方ないですね〜(笑)

 

 

祖父の命日

今日12月9日は父方の祖父松之助さんの命日です。ちなみに松之助のお父さんは松治郎さんで、松治郎さんのお父さんは松之助さんです(笑)なんか昔の名前はややこしいですね。

祖父は父がまだ9歳の時に亡くなっているので、私は親戚の家のお仏壇に飾ってある似顔絵しか見たことがなく、父もあまり記憶に残っていないそうです。父が私の祖母から聞いていた話なので定かではないですが、祖父は古美術商をやっていて、父が生まれた頃はまだ裕福で、京都の仏光寺辺りのすごく大きなお屋敷に住んでいたらしく、父のお兄さんも当時では珍しく大学にも通っていたそうです。でも、戦争の影響で父が5歳くらいの時に家もお金も没収され、もともと心臓が弱かった祖父はその数年後に46歳で亡くなってしまいました。今で言う「救心」さえ買うことが出来たら死なずに済んだのに…とよく祖母が言っていたらしく、何故か今も父は「救心」をお守り代わり持っていて、私が結婚して家を出る時も「救心」を持たせてくれました。

祖父が亡くなったのが昭和19年12月で終戦前の混乱期でしたが僅かながら保険金がおりたと安心したのもつかの間、一定以上の資産を持つことを政府が禁じた為、その保険金も紙切れになってしまったと祖母が途方にくれて泣いていた姿は今でも父の記憶に残っているそうです。

当時はもっと若くで戦死された方もたくさんいらっしゃいますが、それにしても46歳ってまだまだ若いですよね。私はその歳を追い抜いてしまいましたが、改めて今ある幸せはご先祖さまのお陰だなと思うようになりました。人生の折り返し地点を過ぎてそろそろ恩を返していく立場にならないといけないのに、まだまだ両親の脛をかじったり、周りの皆さんのお世話になりながらぬくぬくと生きております。本当にありがたいことです。

命日はきっとご先祖様を思う日なんでしょうね。会ったこともない方ですが、父や兄や私ともどんな共通点があるのかなぁとか、どんな声だったのかなぁなんて、あれこれ想像してみたり。

世代交代していくといつかは忘れてしまうものだけど、命日によせてブログに残しておこうと思います。私はこれからも救心を見るたびに顔も知らない祖父のことが頭によぎってしまうと思いますが…

f:id:shirokun0806:20171208212217j:image

シロくんもぬくぬく生きてますね(笑)