五山送り火

京都では8月16日の夜、五山の送り火が行われました。前日当日共にバケツをひっくり返したような…   という表現がぴったりなくらいのひどい夕立があって、大丈夫かとても心配でしたが、当日はなんとか大雨の中でしたが無事に見ることが出来ました。

市内を囲む山々に大文字、左大文字、妙法、⛩、舟形の5つ。私の実家の屋上からは大文字と舟形がよく見えるので、毎年ワンコも自転車のカゴに乗せて見に行きますが、今回は雨のため残念ながらお留守番してもらいました。

この送り火でお盆にこの世にいらしていたご先祖様をお見送りするんですね。この山々に火を灯すために、護摩木に願いを込める人、護摩木を背中にいっぱい背負って山を上がる人、祈りながらそれを燃やす人、その雄姿をカメラに収め伝える人。うん、みんなカッコイイです(テレビでしか見たことないけど?)そして私たちそれを遠くから見守る人。それぞれの想いが込められています。長い伝統の中で今回みたいに天候の悪い日であっても、保存会の皆さんの努力や苦労があって、こうしてのんびりと眺めることが出来て本当にありがたいですね。

 この送り火を見ると毎年1年無事に過ごせたことに感謝するのと同時に、夏が終わるなぁってちょっと寂しくなったり。

学生だった頃は夏休みの宿題やらなきゃって、ちょっとブルーになってたりしたけど、大人になって送り火への想いを知るようになってからは、ひとつひとつ炎が消えていくのを見ながら、なんとなく大切な人が遠くに旅立ってしまうような、そんな切ない気持ちになります。私にとっては大晦日よりも送り火の日の方が特別なものかもしれません。

 この日は観光の方も多くてホテルの確保も大変だし、送り火も30分ほどで終わってしまいますが、皆さんも一度京都まで見に来てくださいね?    

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実家の屋上からではまともに見えるのですが、三階の窓からこんな船形だけ見えます。