またいつか

いつもシロくんと仲良くしてくれていた13歳トイプードルの男の子が2週間ほど前に亡くなったと今日飼い主さんから聞いてびっくりしました。

もともと心臓が弱かったけれどすごく元気で、雄犬が苦手なシロもこの子とはフレンドリーに一緒に散歩できる温和な子でした。最期はあまりに突然で心の準備も出来なかったそうですが、苦しむことなく逝ってくれたのが救いだとおっしゃってました。飼い主さんの気持ちを考えると辛くなってしまいますが、早く日常を取り戻されるよう願っています。

ところで皆さんは「虹の橋」のお話をご存知でしょうか?作者不詳の詩なのですが、ペットがこの世を去った時、天国につづく虹の橋のたもとに行くと動物たちは若く元気な姿に戻り、何不自由なく光に溢れた草原を走り回って幸せに暮らしています。そして最愛の飼い主が亡くなった時一緒に虹の橋を渡って天国に行くというお話です。

あくまで誰かが作ったお話で本当のところは誰もわからないけれど、ペットを失って深い哀しみを抱えてる人達にとって、ペットが苦痛から解放されて元気に暮らせるようになったこと、自分が死んだ時にまた会えるというのは救いになるのではないかと思います。

こんな悲しい気持ちはもう二度としたくないからと次に新しい家族を迎えることを躊躇される方もたくさんいらっしゃいますし、私もそう思っていましたが今はペットロスを経験して良かったと思います。記憶を無くすほどの喪失感、胸が破けそうに哀しい思いをしたけれど、それを経験したからこそわかることもあり、同じ経験をした方に共感できるようになりましたから。きっと犬を飼ってなかったらペットロスで苦しんでる人の気持ちを理解してあげられなかっただろうし、シロのことを想ってこんなに温かい気持ちを知ることはなかったですね。

そしてシロくんと同じスピッツのつきと保護犬カフェで出会い、この子が可愛くて仕方ないと思えるのは全てシロくんのおかげです。

シロそっくりなつきの寝顔を見ながら、本当に幸せだなぁって思います。

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上がつきで下がシロです。

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改めて比べるとちょっと違いますね(笑)

シロくん、またいつか会おうね。私がおばあちゃんになっても見つけてくれるのかちょっと心配だけど…