変化

京都はまだ完全には緊急事態宣言は解除されていないものの徐々に休業されていたお店も営業が再開されました。少しずつ日常が戻りつつあります。医療に従事されている方々もこの数ヶ月大変な苦労がおありだったと思います。本当に頭が下がります。

皆が普通に生活できるようになって嬉しい反面、第二波が来ないか心配でもあります。もうしばらく気を抜かないようこれからも気をつけながら生活しようと思います。

この緊急事態宣言中、私たち夫婦はいつも通り仕事がありましたが、娘の高校は数日の登校日はありますが授業が始まるのは6月から、息子の大学はオンライン授業は始まってますが、登校は9月からとなっています。

私の留守中でもつきは常に誰かが側にいることが当たり前になって、これから留守番が出来るのか不安ですが、家族にもつきにも、このひと月はかけがえのない時間を持つことが出来ました。

息子は、この宣言発令中で免許取得の学科試験のみ人数制限付きでやっていただけて運転免許をようやくもらうことができたので、主人が助手席に乗って運転の練習をしてもらったり、私も少し助手席に乗ってスリリングなドライブを楽しみました。

またこの機会にと主人と息子とでホームセンターに行って材料を選び、初めて網戸をうちで張り替えたり、障子も貼り替えてくれました。

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こんな機会はそうそうないので、みんなで障子をビリビリに破りました。今回はプラスチックが混じった丈夫な障子紙にしたので、つきちゃんが突進したり、噛んで食べたりして、もう破れることはないかな(笑)。ずっと気になっていたのですっきりしました!

主人と大学生の息子は話したりすることも今まであまりなかったし、仮に4月から予定通りに入学して、勉強に遊びにサークル、バイトしていたらそんな余裕はなかったかなぁと思うので、こんな時間が持ててありがたいことでした。

 

世界中が予想もしていなかった事態に戸惑いや我慢や不安がたくさんありましたが、これからもこんなことが起こる可能性がゼロではないことに気付くことができ、その上で子供たちはどんな仕事を選べばいいのか、人の役に立つというのはどういうことなのかなど、この経験でたくさんのことを学べたのではないかと思います。初め慣れなかったオンラインを使った仕事や授業もこれからどんどん取り入れられて、人が出向かなくてもうまくまわるようになったり、経済的にも想像できない程の変化がこれからますます加速してことでしょう。それに耐えられる柔軟さや知恵、知識が必要となるでしょうし、自然と人間でなくてもできる仕事には失業者が増えるでしょう。

今回大打撃を受けられた飲食のお店もテイクアウトをされたり、SNSを通じて販売されたりと努力されていて、自粛中でも美味しいものが食べられるし、お店が休業中でもネット通販で必要な物は調達できるし、配達員さんの頑張りのおかげで不自由なく生活できていました。

働き方もすっかり変わって会社に行かなくても良くなったり、時間差出勤が普通になったり、大学も遠方の行きたい大学の通信制が出来るかもしれないし、そうなればもっと気軽に働きながら学べる世の中になるかもしれません。経済的にはこれから一層大変なことになりそうですが、今ある仕事がなくなったとしても、その時代に合った新たな分野で、新しい雇用が生まれるのではないかと思っています。

長いトンネルを抜けて「普通に戻る」といっても、今までとはまた違う景色が広がっているかもしれないですね。

 

昨日久しぶりに眼科に行ってきました。1週間程前から飛蚊症の自覚があったので念のため検査してもらったのですが、病的なものではなく加齢による生理的飛蚊症といって殆どの人が経験するようなもので2、3か月で気にならなくなるそうです。ようやく五十肩が落ち着いてきたと思ったら今度は飛蚊症ですか…

いわゆる老化現象は次々に襲いかかってきますが、これも加齢による「変化」ということで、気にしすぎることなくちゃんと受け入れていかないといけないですね。昨日早速「肝油」とブルーベリーのサプリメントを買いに行って無駄な抵抗してしまってますが…(笑)。