最初の一歩

蒸し暑い日が続いてますね。

つきちゃんは一層お散歩が嫌なようで、ハーネスをつけようとすると逃げていきます。シロくんはリードを持っただけでくるくる回って喜んでたのになぁ…同じ犬種でも性格は全く違うものですね。

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つきちゃんはエアコンのきいた部屋でまったり寝ているほうがいいようです。

 

さて、先ずは最近読んだ本。

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気になっていた本をちょうどいただきました。

コロナで緊急事態宣言発令前後の期間、あらゆる職種の方々の暮らしが日記形式で綴られています。一通り読んでみて、どんな仕事もコロナの影響を受けていて、大変な思いをされています。仕事がなくなった方もいれば、感染のリスクに怯えながら最前線で働いてくださっている方もいらっしゃって、皆それぞれ不安も不満も抱えておられます。どんな仕事も生活を守るのは大変ですよね。

そんな先の見えない状態が続いている中で始まったGo toキャンペーン、これで経済が回復していけばいいのですが、県をまたいでの移動が増えるのに伴い感染者が増えてますます大変なことにならないか本当に心配です。本にあった緊急事態宣言下では定額給付金や持続化給付金、休業支援金もあったりで、休業中もなんとか凌ぐことが出来ていましたが、次に大きな波が来たとしても国は助けてはくれないだろうし、今度こそ倒産、廃業が増えそうな気がします。病院も受け入れ人数に限りがありますからそれ以上の感染者が出たら一体どうなるのでしょうか?私はまだ怖くて旅行や外食は控えようと思ってますが、他の方法で支援することはできないものでしょうか?経済の回復と感染予防の両立は本当に難しい問題ですね。

 

今週から息子の初アルバイトが始まりました。

大学生になり、学業に遊びにアルバイトに忙しくも楽しい大学生活が始まると思いきや、コロナの影響で2月の入試に行ったきり大学にも行けてないし、9月末までオンライン授業。希望していた塾のメンターなどのバイトは募集もなく、あるのはコロナ感染リスクのある飲食店やスーパーのレジ係くらいなので、私自身が躊躇してアルバイトもさせてなかったので、授業が無い日は遅くまで寝ているし、メリハリのない生活をしているのが気になっていたのですが、出身校の校長先生から学校の補助のアルバイトを紹介いただき、面接、打ち合わせを経てトントン拍子に決まりようやくアルバイトデビューしました。

仕事は小学校でプリントをコピーしたり、子供たちが触る物の消毒、先生方の補助、電話番などですが、初日は一年生の授業で使う朝顔の鉢のツルを解く作業をしていたら子供たちがやってきて、朝顔の花で出した色水を使った作品を見せにきてくれたそうで、バイトと知らない子供たちには「先生」と呼んでもらったと喜んで帰ってきました。

いまだに親のスネをかじっている息子が人の役に立てているのか、時給に見合う仕事が出来ているのか、初日は私の方が気になって落ちつきませんでした。教育現場に関してはとにかく感染防止を第一に考えてられて、普段のルーティンワークに加え消毒殺菌作業なと、コロナ対策の仕事も増えて教職員の負担がすごく大きくなったようです。仕事がなくなって困惑されている方もいる反面、仕事が多すぎで毎日疲弊している方もたくさんいらっしゃるんだなぁと改めて思いました。

息子にとっては社会貢献の最初の一歩。ここから少しずつ社会の役に立てるよう、誰かに喜んでもらえるよう、そして自分に何が出来るのか、何がしたいのか模索しながら成長していってくれたらいいなぁと思います。初給料は8月末になるとか…楽しみです。

 

日曜日は私が仕事に行っている間に、息子が以前から食べたいと言っていたクリームブリュレを自分でレシピを見ながら作ってくれていました。材料を混ぜて蒸し焼きにし、最後はグラニュー糖をバーナーで焦がして表面をパリパリにしてありました。美味しく出来てて驚きました。

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つきちゃんはフルーツだけね。

最近は息子が車で少し離れた大きなスーパーに連れて行ってくれたり、雨の日は車で送ってくれたり、色々助けてくれるようになり嬉しい限りです。あと少し保護者の役目は残っていますが、子供が成長するにつれ、手が離れていき、まただんだんと子供たちに助けてもらう立場になっていくんだなぁとちょっと複雑な気持ちになりました。

つきちゃんは歳をとっても手のかかる我が子。だから犬の可愛さは永遠なのですね。