9月に入って秋の風が吹くようになったので、先日お茶道具の風通しをしました。
これは蒔絵師六代一瓢斎の大棗、私の唯一のお宝です。20歳の時、父が買ってくれました。
この蒔絵、秋海棠(しゅうかいどう)っていう花が描かれています。ちょうど今の時期、ピンク色の上品な花が咲きます。私の好きな花です。
で、この花が実家の庭で今までになくたくさん咲いたので、分けてもらって玄関に飾りました。
この花を見ると秋が来たなぁって思います。
あと、これも実家に咲いている花。
名前も知らないのですが、私が物心ついた頃にはすでにありました。20年前に亡くなった祖母が大事に育てたもので、今までうちに当たり前にあって気にしたことも無かったのですが、母に聞いたらもう40年近くうちにあるそうです。春先と今の時期の2回咲くのですが、この40年もの間、何年か咲かない年もありましたが、今年はたくさん咲いてくれました。
写真のピンク色のものと白いもの両方、株数は減ってしまいましたが今だに健在です😊 祖母のあと、母が忙しい中こまめにお世話してくれているおかげですね。
お花ってそんなに長く存在するイメージはないのですが、大事に愛着持って接してあげると、それに応えてくれるものなんですね。ちょっとびっくりです。