５月くらいから実家のお店に遊びにくるようになった野良猫さん、６月にもブログに書きましたが、愛らしいお顔のキジトラさんが昨夜交通事故で亡くなったと兄から連絡がありました。
同じキジトラの子が３匹いるので間違いであって欲しいと願いながら今朝実家に行くとそれはやはり間違いはありませんでした。
実家のすぐ近く、車通りの多い道を渡ろうとしたようです。たまたま通りががった姪が発見し、兄夫婦を呼びましたが既に亡くなっていました。その直後にお巡りさんが来られ、猫が死んでいると連絡があったので処理に来たとのこと、兄たちは自分たちでちゃんと見送るので大丈夫とお巡りさんには帰っていただいたそうです。
そのキジトラくんは我が家では「ねこぼん」と呼んでいて、朝お店のシャッターを開ける時には家の前で待っていて、その後夕方、夜と１日に何度も遊びに来てくれていました。
私自身も毎日会えるのを楽しみにしていたので、こんな形でお別れが来るなんて思ってもみませんでした。まだ一歳でしたので可哀想で悲しみが止まりません。
去勢手術後、実家で保護してそのまま家猫として置いておくつもりでしたが、ねこぼんは気ままにあちこち友達と遊んだり、色々なお家を転々としてご飯をもらうのが性に合っているようで、ご近所の方も地域猫としてみんなで可愛がりたいとおっしゃる方が複数いらしたので、傷が癒えるのを待って５日後にリリースしてしまいました。
その判断が間違っていたのかはわかりませんが、ねこぼんはみんなに愛されて、あちこちで美味しいご飯をお腹いっぱい食べられて、あちこちに寝床を作ってもらったりと、とっても幸せな野良生活だったと思います。
野良ちゃんですが、保健所に引き取ってもらうのではなくペット霊園の方にお願いし、お花やおやつをいっぱい棺に入れて大勢の人に見送られて旅立っていきました。
我が家に遊びに来るようになって約７か月。毎日可愛い姿を見るのが楽しみでした。チュールを目を細めて食べる可愛いお顔は忘れられません。
今度生まれ変わったら車に気をつけてまた遊びに来てね。
ねこぼん、本当にありがとう。
