早速ですが今日のワンコさん
変なポーズしてます(笑)
今日は息子の誕生日なんです。もう高校生ですので誕生日会はやりませんが。
息子がお腹にいるとわかったのにはちょっとしたエピソードがありまして…
結婚して最初の冬、富山県に住んでいたのですが、大学時代の友人たち6人がスキーをしに遊びに来てくれて、私達も一緒にスキーを楽しんでたのですが、久しぶりで何度が転んだので、下腹が痛いのは筋肉痛だと思ってしばらく様子をみていたのですが、一週間経っても治らず、病院に行ったらおめでたですよって言われてびっくり!でも、知らなかったとはいえこんな不安定な時にスキーに行くなんて無防備だとこっぴどく叱られてしまいました😅 多分まだ卵だった息子はお腹の中で必死にしがみついていてくれたのでしょうね。
その当時はアパートのすぐ裏の会社で、携帯電話の部品を組み立てるパートを月曜日から土曜日、9時から5時までずっと立ちっぱなしでしていました。そこにはパートのおばちゃんが100人ほどいらして、皆さんからすごく大事にしてもらい、私も毎日がすごく楽しくて、ある程度お腹が大きくなったらパートは辞めるつもりでしたが、結局里帰り出産する1週間前の7月末までお世話になりました。
それに会長の奥様がすごくいい人で、仕事終わってご飯作るのは疲れるでしょって、みんなに内緒で家の玄関ドアにおかずを作って掛けてくださっていました。本当に恵まれた職場だったと思います。
今思えば無茶をしていましたが、たくさんの人に助けてもらって、知らない土地で楽しく暮らせていたのはありがたいことだなぁって思います。会長夫人はもういらっしゃらないし、恩返しができなかったけど、いただいた恩はまた別の形で、必要な人に返していかないといけないなぁって思っています。
そして、里帰りしてゆっくりするどころか、実家の和菓子屋は夏場は忙しいので、お店のことと家事もやって、産まれる日はちょうとお彼岸でお店が忙しく、おはぎを作っている時に陣痛がひどくなって慌てて病院に向かいました。
お昼過ぎに病院行って、夕方6時過ぎに3500グラムの男の子が元気に産まれてくれました。
落ち着いてから自分の手をよく見てみると、洗ったつもりでいたけど、おはぎのもち米やあんこがまだいっぱいカピカピにこびりついたままになっていて、看護師さんに笑われました😅
そんなこんなで、産まれる直前まで仕事ばかりしていましたが、最初から最後まで何のトラブルもなく、健康に働かせてもらった息子には本当に感謝です。もうすでに親孝行いっぱいしてもらったので、息子にも恩返ししないといけないですね。
子供にしてもペットにしても、どうしても世話をしてあげてるって上から目線になりがちだけど、こんな機会に振り返ってみると、それ以上に大切なものをもらってることに気づかされます。