我が家に野良の成猫おもちくんがやってきて３ヶ月が過ぎました。
迎えた頃はシャーシャー族で、唾は飛ばされるしパンチは飛んでくるしで泣きそうになってましたが、まだ触ろうとするとパンチされたり隅っこに逃げたりするものの、だんだんケージから出てきておもちゃで遊ぶようになりました。ますます家猫らしい穏やかな顔立ちになってきたと思います。
先住犬つきも以前のように吠えまくることも無くなり、お互い見えるところで寝てたりするのでもう大丈夫かなと思いますが、少しずつ距離を縮めている最中です。おもちくんは人間はどうしても怖いようですが、つきのことは気になる存在のようで怖々近づいてきています。
それにしてもおもちくん真っ白で、鼻が綺麗なピンク色でとっても可愛いです。
最近はご飯を食べた後にとっても甘えた声で「にゃ〜ん」ってないて美味しかったよ〜って言ってるように聞こえるし、寒い朝に少しヒーターをいれて部屋を温めてあげると、とても気持ちよさそうに「にゃお〜ん」てないて、きもちいぃ〜って言ってるように聞こえるんですよね笑笑。みんなから頭おかしいんじゃない？って言われますけど笑笑。
昨日おもちくんが野良時代に居た公園で猫ちゃんが亡くなっていました。原因はわかりませんが、あの辺りで餌やりをしてくださってた方がいなくなり、おもちが公園から追い出されて行き着いた空き家も別の方が住まれることになり、そこに置かれていた餌もなくなっているし、その空き家の隣の空き地も新しく家が建つのか、高く伸びた雑草も綺麗に刈り取られ、ますます野良猫の住める場所が無くなってきました。
おもちの母猫はこの春にも４匹の子猫を産みましたが、残念ながらこの暑い夏を乗り切ることが出来なかったのか、最近姿を見せることはありません。おもちもあまりにシャーシャーが酷かったので、去勢手術の傷が癒えたら一週間ほどでリリースしようかと思っていましたが、手元に置いておいて本当に良かったなと思っています。もしリリースしていたら今頃元いた場所も追われていたり、暑さや飢えで死んでしまってしたかもしれません。本当に野良の世界は過酷なものです。
まだまだ人馴れ修行は続きそうですが、おもちくんが自分から寄って来てくれるまで気長に待とうと思っています。今は頭をなでなでしてあげることもブラシをかけてあげることも出来ませんが、ご飯も食べられず、暑さに苦しみ寒さに震えていた野良時代よりはマシかなぁって思ってくれたらいいし、膝に乗ってくれなくても美味しいご飯をお腹いっぱい食べられて、快適な部屋でフカフカのお布団で寝て、おもちゃで遊んで楽しいなぁって思ってくれるだけで今は十分です。
