今日6月8日は祖母の命日です。そしてシロくんが旅立って1週間。なので今日はお墓参りに行ってシロのことをよろしくとお願いしてきましたよ。
祖母に関しては、21年前に94歳で亡くなったのですが、記憶では88歳ごろから認知症が進み、最期の2年くらいは家族のこともわからない状態でした。当時はディケアサービスができたばかりで、なんとなく預けるのはかわいそうな感じでしたので、私も会社を辞めて家業を手伝いながら介護生活となりました。
もともと祖母は身体が丈夫で、入院したのは一生のうちで最期の1週間だけ。誤嚥から肺炎になった時です。入院した時はもうダメですのでそのつもりでと言われましたが、それから少しずつ肺の状態も回復していき、もうすぐ退院というところまできました。
入院中は私が朝夕流動食を食べさせに行っていたのですが、いつもはわけのわからないことを叫んだり、食べるのを嫌がったりとひどい認知症の状態だったのですが、6月7日の夕方、ご飯を食べさせている時に私の手を握って、「おおきに、おおきに」と泣きながら言っていたのでもう大丈夫かもと喜びながらうちに帰ったのですが、その日の夜中に急変し私たちが到着する前に亡くなってしまいました。
シロくんも亡くなる3日前くらいから急激に足が弱くなってきて、目を離すとすぐに転けてしまうような状態だったものの、食欲もあって機嫌よく笑ってくれることが多かったです。今思えばシロが笑ってくれたのも食欲が出てきたと喜ばせてくれたのも、認知症の祖母が私にお礼を言ってくれたのも、亡くなる時は自分でわかってて最後にいい顔を見せてくれたのかなぁなんて思ったり。ちょっと不思議ですよね。
因みに祖母の亡くなった日の15日後に主人と初めて出会いました。これは偶然なのか、祖母の計らいなのかは祖母に聞いてみないとわからないのですが…(笑)
シロの件ではたくさんの方に御心配いただきありがとうございます。今はまだ1週間しか経っていませんのでまだ慣れてないというか、実感がわきません。もう会えないんだなぁって思うとまだ涙は出てしまいますが、時間が解決してくれることも知っていますので、今は心のままに無理せず過ごしていこうと思います。
私が落ち込んでいるのではないかと心配して連絡くださったり、家に寄ってくださったり、シロくんにたくさんのお供えをいただいたり… またシロくんが亡くなってから同じように愛犬を最近亡くされた方々ともご縁をいただいたりと、悲しい涙だけでなく嬉しい涙もたくさん流した1週間でした。
先程息子が本屋さん行ったからと買ってきてくれました。何も言わないけれど心配してくれているんだなぁ。