地震

今朝8時前、大阪北部が震源地震がありました。

私の住む京都ではひどい揺れがあって驚いたものの、物が落ちることもなく何事もなかったように普通に生活できています。たくさんの他県に住む友人が大丈夫?って連絡いただきありがたいことです。

今日は娘が土曜参観の代休だったこと、息子は自転車で10分ほどの高校に通っていて、まだ2人とも家にいたので、慌てて二階の子供部屋にかけあがり安全確認をしました。

そして地震があるといつも思うこと…ここが震源でありますように…と。

会社員だった時、京都の実家で阪神淡路の震災を経験しました。その時京都は震度5強だったかな。初めての大きな地震で怖い思いをしましたが、その時揺れは長くて何回もありましたが、物が落ちたりもなく、大きな地震だったけど大したことなくて良かったなんて呑気なこと思ってましたが、時間が経つにつれ淡路島や兵庫では大変なことになっていて…  京都が大丈夫でも他の地域が震源の場合、大惨事になっていることもあるんだってことを初めて気づきました。当時は携帯もまだみんなが持っているわけではなかったので、安否確認も出来ず情報もテレビからしか得られなかったですからね。

今回も4人の方が犠牲になられました。いつものように子供を送り出し、それが最後になるなんて…  想像しただけで涙が出ます。

今のところ大きな余震はないようですが、熊本のケースもありますので、もうしばらく地震に備えて大切なものは枕元に置いて、非常袋を玄関に置いて寝ることにします。

そしてこれ以上被害が大きくならないように切に願っております。

 

 

 

記念日

6月12日は結婚記念日でした。特別なことはしないですが、旦那さんは毎年会社帰りにケーキとお花を買ってきてくれます。

今年で19年。早いものです。

毎回ケーキを出すとシロくんが寝ていても飛び起きて走ってきて、テーブルの上を物色してたのに、今年は至上最悪な記念日になったね〜ってまた涙が…  。まだまだシロくんの思い出は消えませんが、そうして思い出すことは辛いことばかりではなく、暖かい気持ちにさせてくれます。もちろん悲しい涙もありますが、感謝の涙かな。シロくんがいなくなってから2人の子供たちの受験に向けて出かけないといけない用事が増えて忙しくなりました。シロくんの病気から考えてあまり家を空けることが出来なかったのでどうしたらいいかなぁって気になっていましたので、シロくん気を遣ってくれたのかなぁって…  言葉を持たなくてもちゃんと状況をわかっていたのだなぁって思います。

「いい思い出だけが残ること、それを成仏というのです」

お世話になっている方から教えていただいた、折々のことばからの一文です。

まだまだ後悔だったり喪失感だったり色んな負の感情が出てきて自分自身現実を受け止めきれていないですが、ゆっくりでもシロくんが安心して成仏させてあげたいなと思います。来年の結婚記念日には笑いながらシロの思い出話ができるようになっているかな。

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少し出遅れましたが記念日に梅酒を漬けました。左端は去年のものです。飲めるようになるのは3ヶ月後かな。少し先の楽しみができました。

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旦那さんからもらった今年のお花。蕾だった芍薬が綺麗にさいてくれました。

 

シロくんがいなくなってブログを書くネタがなくなってしまいましたが、シロがいてくれたから始めたものですので、これからも小さな幸せを探しがてらブログの方も頑張って更新していけたらなぁと思います。今後ともよろしくお願い致します。

6月8日

今日6月8日は祖母の命日です。そしてシロくんが旅立って1週間。なので今日はお墓参りに行ってシロのことをよろしくとお願いしてきましたよ。

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祖母に関しては、21年前に94歳で亡くなったのですが、記憶では88歳ごろから認知症が進み、最期の2年くらいは家族のこともわからない状態でした。当時はディケアサービスができたばかりで、なんとなく預けるのはかわいそうな感じでしたので、私も会社を辞めて家業を手伝いながら介護生活となりました。

もともと祖母は身体が丈夫で、入院したのは一生のうちで最期の1週間だけ。誤嚥から肺炎になった時です。入院した時はもうダメですのでそのつもりでと言われましたが、それから少しずつ肺の状態も回復していき、もうすぐ退院というところまできました。

入院中は私が朝夕流動食を食べさせに行っていたのですが、いつもはわけのわからないことを叫んだり、食べるのを嫌がったりとひどい認知症の状態だったのですが、6月7日の夕方、ご飯を食べさせている時に私の手を握って、「おおきに、おおきに」と泣きながら言っていたのでもう大丈夫かもと喜びながらうちに帰ったのですが、その日の夜中に急変し私たちが到着する前に亡くなってしまいました。

 

シロくんも亡くなる3日前くらいから急激に足が弱くなってきて、目を離すとすぐに転けてしまうような状態だったものの、食欲もあって機嫌よく笑ってくれることが多かったです。今思えばシロが笑ってくれたのも食欲が出てきたと喜ばせてくれたのも、認知症の祖母が私にお礼を言ってくれたのも、亡くなる時は自分でわかってて最後にいい顔を見せてくれたのかなぁなんて思ったり。ちょっと不思議ですよね。

因みに祖母の亡くなった日の15日後に主人と初めて出会いました。これは偶然なのか、祖母の計らいなのかは祖母に聞いてみないとわからないのですが…(笑)

 

シロの件ではたくさんの方に御心配いただきありがとうございます。今はまだ1週間しか経っていませんのでまだ慣れてないというか、実感がわきません。もう会えないんだなぁって思うとまだ涙は出てしまいますが、時間が解決してくれることも知っていますので、今は心のままに無理せず過ごしていこうと思います。

私が落ち込んでいるのではないかと心配して連絡くださったり、家に寄ってくださったり、シロくんにたくさんのお供えをいただいたり…  またシロくんが亡くなってから同じように愛犬を最近亡くされた方々ともご縁をいただいたりと、悲しい涙だけでなく嬉しい涙もたくさん流した1週間でした。

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先程息子が本屋さん行ったからと買ってきてくれました。何も言わないけれど心配してくれているんだなぁ。

 

 

 

 

 

最期の1日

今まだ実感のないうちにブログに残しておこうと思います。

6月1日金曜日のシロと私の1日です。

 

シロは最近足がもつれてヨレヨレになっていたので、夜は私の横でシロを寝かせていたのですが、シロの方を見るとまん丸い黒い瞳で微笑みながら私を見つめていました。私は次の日朝7時から仕事があったので、早く寝ようねって頭を撫で撫でしながら眠らせて、ふとシロを見るとまたこっちを笑いながら見つめていて、撫で撫でしながら寝かしつけるというのが5回ほどあったので、抱っこしながら寝ることにしました。

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(5月31日夜のシロくん)

朝は子どもたちのお弁当を作るので、5時半にシロも起きて来て、お腹空いたと吠えるのでいつものご飯をお代わりし、その後主人と2人でいつものように散歩に行き、五分ほどで歩けなくなったので私が抱っこして帰り、その後は2時半までぐっすり寝ていました。

そしてまたご飯を催促してお代わりし、3時頃に2回目のお散歩に出てきちんと排泄でき、その後気候も良くて風が気持ち良かったので小一時間ほど家の前でシートを敷いて一緒に日向ぼっこをしました。

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気持ち良さそうにウトウトしながら風を感じ、通りがかりの方々に可愛いねと話しかけられていました。

家に入ってオヤツタイム。さつまいものお菓子をたらふく食べて満足そうに寝床につきました。

そして、夜のお散歩に行くべくリードを見せても珍しく動こうともせず、眼球が揺れている気がしてヨダレを垂れていたので慌てて獣医さんに駆け込みました。

応急処置をしてもらい、一旦元気になったのでうちに帰り、9時前にお薬を飲ませるためにちゅーるをあげると物凄い勢いでお皿を舐めていました。舌を見るとすでに紫色で…!チアノーゼが出ていました。慌てて獣医さんに電話していた間、塾に行っていた娘が帰宅したのを待っていたかのように容態が急変、もう最期かもって気がしたので息子と娘にもぎゅーって抱っこしてお礼を言わせ、私が抱っこして主人と獣医さんに向かいました。その間、シロがガクッとなるのがわかって、最期は主人に抱っこしてもらいました。

病院に着いて下ろした瞬間、動かなくなったので、先生がニトロを使ったり心臓マッサージをしてくださったおかでまた一時的に息をし始めました。

すぐに電話して子どもたちに来てもらい、到着するのを待ってしばらくして息を引き取りました。苦しむこともなく、最後まで笑ったような顔を見せてくれ、あっけなく逝ってしまいました。誰にも迷惑をかけることなく立派な最期でした。ちょうど家族4人が揃った時にシロくんを撫で撫でしてお礼を言うことができて、本当に良かったとおもいます。

その日の夜はみんなでシロを囲んで泣き、私はシロの横にお布団を敷いて、抱っこしてお礼をいいながら夜を明かしました。

朝になってお世話になった方々に連絡をしたら皆さん来てくださり、最期のお別れをしてもらいました。2時に火葬の予約をして子どもたちも火葬に付き添わせ、一緒に骨を拾いました。子どもたちにも認めたくない辛い現実でしたが、ちゃんと向き合ってくれました。シロくん、今頃は無事に虹の橋を渡って少し前に逝かれたさあちゃんやぷりんちゃんと遊んでいるかしら…

獣医さんがおっしゃるには、最期の日にお腹いっぱいごはんを食べて逝ける子は滅多にいないそうです。心の準備もできないままあっけない最期でしたが、そう言われてこれで良かったんだと少し救われた気がしました。手術しなかったら良かったのかとか、もっと気をつけてあげてればもっと長生きできたのかなと後悔がないわけではないけれど、犬を預かり育てる飼い主の責任はちゃんと果たせたかなって。

シロくんには沢山の大切なものをもらったし、教えてもらいました。無欲で一途で愛に溢れてて…どれだけ感謝してもしきれない。どんなに会ってギューってしたくてももうできないんだなぁって、小さい箱に入ったシロくんを見てまた泣けてしまいます。まだまだ実感がないのですが、もう少ししたら淋しい気持ちが込み上げてくるんだろうな。いつまでも泣いているとシロが心配するだろうし、頑張ろうと思うのですが…  涙が枯れるというけれど、いつになったら枯れてくれるのかな。夢でもいいからシロくんに会いたいです…  

 

9年間幸せな時間をありがとね、シロくん。

うちの子になってくれて本当にありがとうね。

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皆さま。今までシロくんを可愛がってくださり、応援していただき本当にありがとうございました。感謝申し上げます。シロはとっても幸せな子でした。

 

 

 

伸びてきました!

シロくん、手術前はいくつか10円ハゲがあったり地肌が見えそうに毛が薄かったのですが、最近は鶏レバーを食べているせいか、オゾン治療で若返ったのか、毛がボーボーに生えてきたのでカットしてきました。シロはヘルニアの持病がありますので長時間立ってられないので、シャンプーなしで伏せをしたままの状態でサマーカットしましたよ。

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私もお手伝いに行ってきたのですが、トリマーさんは結構肉体労働で大変なお仕事です。服にもいっぱい毛がつく…いえいえ、毛が服に刺さってチクチク痛かったです。いつも仕上がりしか見てなかったのですが、ホント頭が下がります。見れてよかったです。

 

話は変わって久しぶりに私の実家でやっている家庭菜園のことを。

今日はえんどう豆を収穫してきました。

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あと、毎年どくだみが抜いても抜いても生えてきて悩まされていたのですが、今年はわざと伸ばしてお茶にすることにしました。キレイに洗って束ねて、天日で4日ほど乾燥させた後、5センチ程にカットしてフライパンで炒ります。

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どくだみは身体にいいのはわかっているのですが、匂いがね〜。お茶にしても飲むかはわかりません(笑)

 

あと、実家の和菓子屋の名物は「とち餅」なのですが、数年前に50センチほどの「とちの木」の赤ちゃん木をお店のお客様からいただいたのですが、今では…

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こんなに大きく育ちました。とちの木というのは小学校の教科書に出てきた「モチモチの木」なのですよ。実ができるにはあと何年もかかりますが…

他には…

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これ、柿の木です。花が咲きました。見えるかな?ナント食べた後の柿の種を植えたら大きくなっちゃいました(笑)

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柿の木の横にはグミもたくさん出来てます。

お店の駐車場の後ろのたった8坪ほどの畑ですが、色んなものが元気に育ってくれています。

さて、えんどう豆を収穫した後は土を整えてキュウリとトマトの苗を植える予定です。暑いし雑草は生えてくるし大変ですが、たまには土に触れるのもいい気分転換になりますよ。何より収穫できたらすごく嬉しい。きっとスーパーで買ってきた方が安くて美味しいのですけどね(笑)

 

 

 

シロ優先

四月の終わりにシロのお友達ワンコ柴犬のさあちゃんが虹の橋を渡ってしまわれました。何度も危機を乗り越えて16歳まで頑張ってくれました。最後お別れに伺った時は本当に安らかなお顔で、まるで寝ているかのように穏やかでした。そのお顔を見て涙が止まらず、飼い主さんは必死で我慢されていたのにみっともなかったですが、今まで飼い主さんは自分のことは後回しで愛情を注いでられたことや、さあちゃんの頑張ってる姿を知っているだけに悲しいとか淋しい感情だけでなく、今まで大事にしてもらえてよかったねって、不思議と暖かい気持ちで泣けてきた気がします。きっと自分が犬を飼っていなかったらこんなに飼い主さんに共感できなかっただろうし、こんな感情はもらえなかっただろうなって思います。動物は短い生涯の中で大切なことを教えてくれてますね。

最近のシロは暑くなってきたせいか、和室ではなくトイレの前や玄関に続くドアの前に寝ていることが多くて、ドアが開けられないです(笑)

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そしてドアの反対側は…

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って貼り紙がしてあります。

昔はドアを開けようとしただけですっと退いてくれたのですけどね〜今は退こうともしないので少しの隙間から飼い主は出入りし、シロがトイレ前に寝ていると飼い主は二階のトイレまで行くことになります。

そんなこんなでシロ優先の我が家ですが、生きていてくれてる間はめいいっぱい大切にしてあげたいなと思います。まぁ、生きていてくれてるだけでそれでいいかな(笑)

 

 

一喜一憂

すっかりご無沙汰になってしまいました。

最近のシロくん、3月3日に精巣腫瘍を取る手術をして、元気になったと喜んでいたのですが、前足がだんだんと力が入ってない感じがするのが気になって病院に行ってきました。診断は恐らく頸椎のヘルニアではないかと。正確な診断は大きな病院で全身麻酔をしてMRIをとってからとなり、手術するには喉側にメスを入れる難しい手術となるらしいので、手術はせずに痛み止めの服用とレーザーを当てて幹部の痛みを和らげ、お尻からオゾンを入れて免疫力を上げるという対処療法をしています。

ヘルニアは基本動いてはいけないのですが、そういう訳にもいかず、家の中ではトイレが出来ないシロは近所を歩いて用が済んだら抱っこして帰るようにしています(シロは11.6キロあるので結構重いです)

ご飯に関しては食欲は比較的あるのですが、お皿を高い台の上に置いても食べてくれず、私が一粒ずつ手で食べさせています。きっと下を向くのが痛いのだと思います。

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大好物のいちごと生クリームを少々…毎日頑張ってるご褒美です。

そんなこんなですっかり歩く姿はおじいちゃんになってしまいました。段差もダメなので抱っこすることも増え、ご飯を少しずつ食べさせたりと手がかかることが多くなりましたが、今日はスタスタ少し歩けた!と喜んだり、今日は食欲なかったと心配したり…旦那さんも心配らしく仕事が終わったらすぐに帰ってくるし、子供たちもシロを以前よりかわいがってくれています。

最近は笑うことが減ったのですが、たまに笑ってくれると撮影会になります(笑)

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シロが笑うと私たちも嬉しい。

今は全てシロ中心に回っていて、シロの様子でみんなが一喜一憂しています。でもね、まだ介護とかマイナスな感じではなくて、どちらかといえば赤ちゃんがいるような、ちょっとややこしい感じかな。子供たちが小さかった頃は毎日こんなだったなぁって懐かしく思い返しながら…手がかかるようになって不思議とますますかわいく思えるようになりました。

シロが病気になったことは悲しいことだけど、ご近所の方々や犬友さんたちが心配してくださり、会うと励ましてもらい、頭をなでなでしてもらったり、シロは本当に幸せな子だと思います。私も皆さんの温かい気持ちに触れて感謝の気持ちでいっぱいになります。

シロやシロのお友達のさあちゃんをはじめ、病気や怪我と闘っている子が早く回復できるようにと町内のお地蔵さんや実家のお仏壇に手を合わせる毎日です。