いつのまにか

先日は私の誕生日で友達からお花やメッセージをいただきました。めでたくもない歳になってしまいましたが、いくつになっても誕生日を覚えていてくれる人がいるのは幸せなことだなぁと思います。

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そして今日22日は息子の誕生日。17歳になりました。もう家族で誕生日会する歳でもなくなりましたが、今日はすき焼きにしようと思います。

この機会に昔のアルバムを引っ張りだしてきて見返してみました。子どもたち、笑ってる写真しかない(笑)

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この頃はまだフィルムの時代で、写真屋さんに現像してもらいプリントしたものです。今はデジタル処理でデータとして残していつでも見れるけれど、私はこのフィルムで撮った写真の方が好きかなぁ。劣化するのも時間の流れを感じることが出来るしね。

左と真ん中の写真の中の木馬は息子への一歳の誕生日プレゼントです。2回の引っ越しで子どもの頃のものは殆ど処分してしまいましたが、この木馬だけは捨てられずに残しています。娘が生まれてからもずっと二人一緒にのっていたので思い出深いものなんです。あっ、この娘の写真、髪の毛がひなみたいですが、今はちゃんときれいに生えてますからね(笑)

右の写真は一歳のバースデーケーキと一緒に。まだ食べれないけど、何故か大喜びの様子(笑)こんな頃もあったのに、今では身長も176cmになり、すっかり大きくなりました。

こうして子どもたちはほんの十数年で体も大きくなり、出来ることも知識も増えて急成長しましたが、シロは2人を追い越してついに老犬となりつあります。まだまだ元気だし、介護はもうちょっと先だと思いますが、最近は寝てる時間も増えて、食欲も落ちてきたし、足腰が若い時より衰えてきたように感じます。

シロは子供たちの弟のようにいつまでも一緒にいるのが当たり前に思ってしまいますが、いつのまにかシロだけ時間の流れが違ってました。きっと人間よりはるかに短い一生の中で、生きている時間は限られていることや、歳をとるということに向き合うこと、いつも誠実であること、無欲でいる事とか、大切なことを人間に教えてくれているような気がします。これからやってくる老化の波も身を持って何かを教えてくれたり、感動をくれたりするんだろうなって思うので、衰えていく姿も目をそらさずちゃんと見届けてあげなきゃね。

犬の一生は短いけれど、少しでも長く生きていてもらいたいし、幸せが凝縮された一生であって欲しいなぁと思う今日この頃です。